零戦の振動 Ⅰ – 機体編

12月7日に切削油技術研究会様の第80回総会が開催され、その中の基調講演として「零戦の振動1-機体編」のお話をさせていただきました。

切削油技術研究会様は日本全国の自動車をはじめとした様々なメーカーが参画する組織で、切削技術の向上を目的とした技術発表会を毎年1回開催されていらっしゃいます。

今回で80回目ということで、まずはその歴史の重みに敬服しました。

切削技術はモノ作りの原点であり、高精度な部品加工無くして高品質・高性能な製品は生まれません。

日本はこういった加工分野での研究開発が盛んだからこそ今があるのだと思います。

場所は東京・市ヶ谷。外堀通り沿いの風情豊かな場所に立つホテルで、250名程のエンジニアが参加して数々の技術発表が行われました。

高精度な加工を行う上では低振動化が不可欠ということで、皆さま振動に対する造詣が深く、たいへん熱心にご聴講くださり、正直嬉しかったです。

このような貴重な機会をいただけたことに心から感謝したいと思います。

ご参加いただいた皆様、そして今回お声かけくださった幹事企業の方に、この場をお借りして改めてお礼申し上げたいと思います。

ありがとうございました。