「コンピュータシミュレーション」タグアーカイブ

振動解析セミナー in 大さん橋通り

今週の月曜日と火曜日の2日間に渡り振動解析セミナーを開催しましたので今日はそのリポートをしたいと思います。

場所は大さん橋の横浜情報文化センターです。

セミナーの様子 / 2017.2.21

今回は航空、船舶、重工系エンジニアの方々にご参加いただき、いつもと同じくみなさま熱心にお聞きくださり、本当にありがたかったです。

昨年12月開催のときは自動車エンジニアの方々にご参加いただいたのですが、やはり製品分野が異なると着目されるポイントも少しずつ異なってくるので、お話しさせていただく側としても毎回新しい発見があります。

以下、セミナー会場のご紹介です。

エントランスは明治・大正を想像させるアンティークな雰囲気です。

ランチは1Fのカフェ「ランチャンアベニュー」が多いです。

セミナールームは7階にあります。

日本大通り側、奥に見えるのは県庁です。

反対側は大さん橋通りです。

ご参加くださいました皆様、2日間どうもありがとうございました。

振動解析セミナー

今週の月曜日、火曜日の2日間にわたって、横浜情報文化センターで振動解析セミナーを開催させていただきました。

この情報文化センターは関内の大桟橋通り沿いにあって、この時期、街路樹がたいへんきれいに色づいて並木道が絵のようになります。

両日ともお天気にめぐまれたこともあって会場へ通うのが楽しい2日間でした。

今回は自動車や産業機械の開発に従事されているエンジニアの方々にご参加いただいたのですが、普段第一線で活躍されているだけあって、演習がたいへんスムースに進行して少し時間が余ってしまうほどでした。

年末の忙しい時期にもかかわらず貴重な時間を割いてご参加くださり本当にありがたく思っています。

みなさま、2日間どうもありがとうございました。

今回のセミナーが少しでもお仕事のお役に立てることを心から願っています。

会場の様子 / 2016.12.5
会場 / 2016.12.5
会場の周辺:日本大通り側 / 2016.12.5
会場の周辺:日本大通り側 / 2016.12.5
会場の周辺:大桟橋通り側 / 2016.12.6

振動解析セミナー in 大桟橋通り

9月に「NX Nastran振動解析セミナー」が開催されてから既に1ヵ月が経ちました。本当に時の経つのは早いものです。

このひと月の間、たいへんありがたいことに追加開催のご要望を数多くいただきましたので、12月にも開催させていただくこととなりました。

リクエストをくださった皆様にはこの場をお借りして改めてお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

今回のセミナーはエアロメカ主催ですので、場所が横浜・関内の大桟橋通り沿いにある横浜情報文化センターとなります。

この辺りは11月から12月にかけて、黄色に色づいた街路樹の葉がたいへん綺麗で、散歩するだけでも気分がよくなりますのでお勧めの場所です。(セミナーとはあまり関係がありませんが。。)

セミナーの詳細については、エアロメカHPをご覧になってみてください。

semi3
横浜情報文化センター

☆☆☆☆関連情報☆☆☆☆

☆前回の開催リポート

☆Nastranとは?

☆実習例題のご紹介記事

☆セミナーコンセプトのご紹介記事

Grid & Element

エアロメカでは有限要素法を用いた様々なコンピュータシミュレーションを行っていますが、今日は、その有限要素法についてのご紹介です。

有限要素法とは、Finite Element Methodの和訳です。具体的には、本記事のタイトルにもありますように、GridとElementを用いて構造を表現するシミュレーション手法のことです。Grid(グリッド)は”節点”、Element(エレメント)は”要素”として各々和訳されています。

この節点と要素で構造物を細かく分割したものを”メッシュ”と呼び、メッシュ分割された構造をメッシュモデルと呼んでいます。たとえば、Figure 1のような平板のメッシュモデルはFigure 2のようになります。

plate2_surface
Figure 1. 平板

 

plate2b_mesh
Figure 2. メッシュモデル

 

この平板に力を加えたときの変形量を知りたい場合、メッシュモデルに力を定義して有限要素法ソフトウェア(NX Nastran)で計算すると、Figure 3のような結果が表示されます。

plate2_contour
Figure 3. 変形図

 

Figure 3は板の中央部に力を加えたときの変形図ですが、このようなシンプルなケースでは手計算でもある程度結果を見積もることができます。しかし複雑な構造の場合、たとえば自動車の車体のように3次元形状をしているパネルが何枚も接合された構造では、手計算からその変形状態を求めるのは大変な作業になりますので、有限要素法が極めて有効な手段になります。

有限要素法はいまや製造業では必須の設計ツールといってもよいほど様々な産業分野で広く活用されています。