零戦の振動

「零戦の振動」を出版させていただいてから今日で1年が経ちました。

これまで多くの方に読んでいただき、改めて感謝の意を表したいと思います。

本当にありがとうございます。

この機に込められた技術にこれほど多くの方がご関心をお持ちであること、それは日本の人々のモノ作りへの感心の高さを表しているように感じます。

これからも振動技術でニッポンのモノ作りに貢献できるよう、がんばっていきたいと思います。

2020年9月20日 / 空の日

※画像は2013年、所沢航空発祥記念館に展示されたアメリカ・プレーンズオブフェイム航空博物館所蔵の零戦A6M5です。今日飛行可能な零戦の中で唯一、オリジナルの中島飛行機(現・スバル)製・栄エンジンを搭載しています。半世紀以上に渡って飛行可能な状態を維持していただいていることに、感謝の気持ちが湧いてきます。

自動車の振動解析事例

自動車の振動解析事例をPVにしてみました。デモンストレーション用に撮影したコンテンツを1分ほどの動画にまとめたものになります。

フルビークルモデルを用いたシミュレーションの最大の利点は、車両の固有モードを明瞭に把握できる点です。これによりサスペンションやエンジンマウントインシュレータの特性検討を効率的に行えるようになります。

エアロメカでは、モノコック車のみならずフレーム車(ピックアップトラック、SUV、コマーシャルトラック)の解析も行っております。フレーム車の場合は、フレームの詳細な有限要素モデルをモーダルリダクションすることで解析時間の短縮を図っています。

振動解析セルフラーニングプログラム

この度、企業研修プログラムのひとつとして、新たにセルフラーニングプログラムをラインナップに追加いたしました。

本プログラムは、従来、セミナー形式で行って参りましたNX Nastran振動解析ベーシックおよびアドバンスドの両コースを、お客様の事業所もしくはご在宅でご受講いただけるようにアレンジしたものになります。

本プログラムを修了いただくことで、以下のような技術を習得いただけるよう構成されています。

・振動解析を行う上での基礎知識

・共振周波数および固有モードのシミュレーション

・周波数応答のシミュレーション(伝達関数の算出)

・Femap(グラフィックソフト)およびNX Nastran(解析ソフト)の使い方

受講者様自身でソフトウェア(Femap with NX Nastran)をダウンロードいただき、テキストに沿って演習を行っていただく形態ですが、ご不明な点は、受講期間中(30日間)、何度でもメールにてご質問いただけます。

昨今の先行き不透明な状況の中、皆様たいへんなご心労を抱えていらっしゃることとお察しいたします。

28年前に起きたバブル崩壊のときを思い出してみますと、やはり若い人も含め皆で知恵を絞りながらあらゆる原価低減に取り組んだことで、次第に会社が元気を取り戻していったように思います。(当時、私は自動車会社に勤務しておりました)

未来を担う若い方々の新たな発想を引き出すためにも、本プログラムをご活用いただけましたら幸いです。

対象技術など、詳しい内容ににつきましては以下のリンクをご覧ください。

新年度

飛行中、もしエンジンフェイル(failure = 故障)となったら…

双発機であれば左右どちらか生きている方のエンジンだけで最寄りの飛行場へ着陸しますが、単発機では唯一滑空して不時着する以外に選択肢はありません。

そのようなとき一番大切なのは、「絶対に諦めないこと」と教官は訓練生に言い続けます。

たとえ都心上空の不時着地が無いような場所であっても、自分がなんとかなると思えば助かるし、もうダメだと思えばそれで終わり、良くも悪くも結果は自分次第、ということです。

今日から例年とは全く違う新年度がスタートしました。

どんな困難が来ようとも、来年の今頃は笑顔でいられるよう乗り越えていきたいと思います。

そして皆様も… Good Luck !